大坂なおみ選手がセリーナ・ウィリアムズ選手を破り、全米オープン初優勝を飾りました。

男女含めて日本人初の快挙です。

しかし、そんな歴史的な試合はブーイングと歓声が入り混じる異様な決勝になりました。

表彰式では観客席から大ブーイングがあり、大坂選手の目からには涙が。

今回ブーイングになった理由と、表彰式での大坂選手の感動スピーチを翻訳しました。

 

大坂なおみのプロフィール

出典:大坂なおみ_インスタグラム

名前:大坂なおみ (おおさか なおみ) 
英名:Naomi Osaka
生年月日:1997年10月 16日 (20歳)
身長:180cm
体重:65kg
国籍:日本
出身地:大阪大阪市中央区

セリーナ・ウィリアムズのプロフィール

出典:brila

名前:セリーナ・ジャメカ・ウィリアムズ
英名:Serena Jameka Williams
生年月日:1997年10月 16日 (20歳)
身長:175cm
体重:70g
国籍:アメリカ合衆国
出身地:ミシガン州サギノー

観客からの大ブーイング

表彰式で何故大ブーイングになったのか!?

発端は、2セットの第2試合中にセリーナ選手のコーチに対する動きが指導の合図と判定され、セリーナ選手は警告を受けました。

これに対してセリーナ選手は主審に反論。

また試合中にラケットをコートに叩きつけて壊すなど、2度目の警告を受けたことで大坂選手にポイントが入ります。

 

セリーナ選手は、出産後で地元アメリカでの優勝を期待するファンから声援を受けていたため、警告を出した審判に対して表彰式ではファンから大ブーイングが起こったのです。

審判に向けてといえども、地元2万4千人のほとんどがセリーナ選手を支持をしていたため、大ブーイングが続いた大坂選手はかぶっていたサンバイザーを下ろして涙に濡れる顔を隠しました。

その姿を見て、観客に落ち着くよう呼びかけたセリーナ選手の目にも涙が。

 

そんな涙の二人の感動スピーチがこちら。

優勝セレモニーでのスピーチ

出典:businessinsider

●アナウンサー

「こんばんはみなさん。これからUSオープンのトロフィー贈呈を始めたいと思います。

(ここで観客席から大ブーイング)

会場の皆様、そしてファンの方々。もしよろしければ、今夜決勝を戦った2人に拍手をお願いいたします。

将来のアメリカ人テニスチャンピオン、ニュージャージーからの9歳イザベル・デルーチュアとニューヨークからの11歳イーサン・ウッドを暖かくお迎えください。チャンピオントロフィーとファイナリストトロフィを運んでおります。

ありがとう2人共。ここに、全米のテニス協会の会長、そして委員長であるカトリーナアダムスさんを紹介できることを嬉しく思います。」

 

●カトリーナアダムス

ナオミ、この大きい舞台へようこそ。

セリーナ、お帰りなさい。この2週間で2人はパワー、優雅さ、そして勝ちたい気持ちを見せてくれました。もしかしたら、私たちが待ち望んでいた最後ではないかもしれませんが、セレーナ、あなたは全てのチャンピオン達の憧れです。全ての人の手本で有り、皆に尊敬されています。ナオミ、初めてのグランドスラム優勝おめでとう。あなたは、将来のチャンピオンでもあります。

全米テニス協会を代表して、この素晴らしい大会を作ってくれた選手達、そしてファンの方々に感謝したいです。ありがとう。」

 

●アナウンサー

「そして、ファイナリスト、セレーナ・ウィリアムズです。今日あなたが欲しかった結果ではないですが、どのように思いますか。」

 

セリーナ

「無礼にはなりたくないし、この表彰式の邪魔をしたくない。彼女は、とてもよくプレーして、これが彼女の最初のグランドスラム優勝です。私やみんなも失礼な態度をしているけど、できる限り良い瞬間を作り出しましょう。もうこのようなことやめましょうよ。みんなの功績を認めて、失礼になることはやめましょう。ポイティブになりましょう。

おめでとう、ナオミ。もうブーイングは無しね。

私のチームありがとう。素晴らしかったわよ。観衆のみんな、ありがとう。世界一の観衆でした。またここで試合できることを望んでいます。今日は辛かったけど、ありがとう!」

 

●アナウンサー

「全米テニス協会を代表して、カトリーナ・アダムスがファイナリストのトロフィーをセレーナ・ウィリアムズに贈呈いたします。そして、チャンピオンの大坂ナオミです。

準決勝の勝利の後に、夢がある言っていましたね。その夢は、いつかグランドスラムを決勝で試合をすること、そして相手がセレーナであるということでした。夢が実現した今、どのように感じますか?」

 

●大坂なおみ

「ごめんなさい。質問とちょっと違うことをお話します。みんなセレーナのことを応援していることは知っているから、こんな終わり方になってごめんなさい。ただ伝えたいのは、試合を見てくれてありがとう」

 

●アナウンサー

「マッチポイントの後、この試合に終止符を打ってお母さんと長い抱擁を交わしましたね。どのようなことを分かち合いましたか。」

 

●大坂なおみ

「彼女は、私のためにたくさんのことを犠牲にしてきました。お母さんは、いつも試合を見にこないから、彼女にとって見にくることはとても意味のあることなのです。父は生で試合を見ることが好きではないので、試合に来ていませんが、その辺にいるので後で会うでしょう。」

 

●アナウンサー

「男女を通じて日本人初のグランドスラム優勝です。終わったばかりで実感がないでしょうけど、これはあなたにとってどのような意味を持ちますか?」

 

●大坂なおみ

「US オープン決勝でセレーナと戦うことがいつも私の夢だったので、それが実現してとても嬉しいです。あなたと試合することが出来てとても嬉しいです。ありがとう。」

 

●アナウンサー

「4億2180億円の賞金の贈与です。JPモルガンのマーケティングチーフ、クリスティンレミカウです。そして、クリスティが名誉を表するカトリーナアダムスにトロフィーを渡します。2018年 USオープンチャンピオン、大坂なおみです!!!」

セレモニー動画

まとめ

出典:nifty.com

試合に関しては、セリーナ選手のパワーを大坂選手が上回っていました。

特に強烈なサーブは圧巻でした。

表彰式の冒頭で審判に対してブーイングしていた観客も、大坂選手のスピーチが始まると大きな拍手で敬意を払っていました。

また現地では大坂選手のスピーチに感動して涙した人も少なくなかったようです。

こんな状況の中でセリーナ選手を気遣うコメントに感動したそうですね。

 

若干20歳でグランドスラムの一つを優勝。これからどれだけ成長していくのが非常に楽しみですね。

今後も大坂選手の活躍に是非注目してみてください。